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自然を満喫できるキャンプが大人気ですが、ポータブル電源があれば電源サイトでなくてもキャンプ中に電気が使えます。電源サイトは大変人気なので予約を取るだけでも大変ですが、ポータブル電源があればキャンプの予約時に電源サイトにこだわる必要はありません。自然を目一杯満喫しつつも部分的に文明の力を借りる事でストレスなく楽しみの幅を広げる事ができます。
キャンプを楽しみたいけど慣れてないので電気なしで過ごすのは不安という方はもちろん、キャンプ中でも電気を使って快適に過ごしたいという方にもポータブル電源はおすすめです。スマホやゲーム機器の充電はもちろん、電気ポットなどの調理家電や電気毛布、ファンヒーターなどの電源確保にも使えます。
また、キャンプだけでなくポータブル電源を持っておくと災害時にも非常電源としてとても役に立ちます。災害時に電源を確保して1日でも停電を凌げたら大きな安心感を感じられる事でしょう。
このように使い勝手が良くて便利なポータブル電源ですが性能の良いものを揃えようとすると10万円近くしますので気軽には買えません。
購入を検討しているけど事前に試してみたいという方や、キャンプで使いたいけど年に何度も使わないという方にはポータブル電源を購入するよりレンタルするのが断然お得です。
レンタルで使えば費用を抑えられますし、保管スペースも必要ありませんので、ポータブル電源のレンタルサービスが人気となっております。
こちらではポータブル電源の説明、選ぶ際のポイントやおすすめの使い方、レンタルサービスなどについてご紹介します。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源は簡単にいうとモバイルバッテリーの大容量&パワフル版のようなものです。
モバイルバッテリーはUSB出力があり外出先でスマートフォンやモバイル端末を充電できますが、ポータブル電源はUSBだけでなく家電用のACコンセントが使えてノートパソコンの充電や冷蔵庫や電気毛布などの電化製品を使うこともできますので、コンセントを持ち運べるような感覚に近いかもしれません。
一昔前までは野外で電源を使用したい場合は重くて大きい発電機を使用しなければなりませんでしたが、バッテリー性能の向上によりポータブル電源で電気を使用する事ができるようになりました。サイズも小型軽量にデザインされており女性一人でも持ち運べるくらいですので個人でも気軽に使用可能です。
また、発電機より音が静かで排ガスが出ないため、室内やテント内でも使用可能です。近年ではキャンプなどのアウトドアでの利用や災害時の備えとして人気が高まっています。
ポータブル電源の選び方のポイント
電力量(Wh)
ポータブル電源を選ぶ上で重要なのが容量です。
W(ワット)は電気が仕事をする力、機器を動かす際に必要な「電力」を表す単位です。
Wh(ワットアワー)とは1時間あたりの消費電力、ポータブル電源でいうと電源の容量を表す単位です。ポータブル電源のWh(ワットアワー)がわかれば、どの電化製品を何時間使用できるのか計算できます。
例えば消費電力(W)が50Wの家電を2時間使用した場合は次のような電力量になります。
- 50 (W) x 2 (時間) = 100 (W)
なお、ポータブル電源は電池容量(wh)数値が高いほど容量が大きくなり、本体のサイズも重量も価格も大きくなる傾向にあります。
出力ポートの種類と数
ポータブル電源はUSBポートだけでなく、屋内用の家電で使われるAC電源出力や車載電源用で使用されるシガーソケットなどの出力ポートを備えております。
急速充電に対応したQuick Charge 3.0に対応したUSBポートを備えたモデルもありますので、必要な出力ポートの種類とそれぞれの出力ポートの数をチェックしておきましょう。
ACポートの波形(正弦波/矩形波)
電気の波形と言われてもよくわからない方が多いと思いますが、AC電源を出力には「正弦波」と「矩形波」という波形があります。
家庭でのAC電源は「正弦波」と呼ばれるなだらかな波形が出力されており、AC電源用コンセントを使用するほとんどの電化製品や電子機器は正弦波を前提に設計されています。
低価格のポータブル電源にはAC電源の波形が「矩形波」という波形を出力するタイプもありますが、多くの家電には使用できず、最悪の場合は電化製品が故障してしまうので正直おすすめできません。明るさ調節や温度調節が必要な電化製品は動作が不安定になり、動きません。矩形波タイプでは電気毛布はほぼ動きません。
様々な電化製品用にACポートを安全に使用したい場合には「正弦波」タイプのポータブル電源を選びましょう。
充電時間と充電方法
ポータブル電源の充電を選ぶ際には充電方法やかかる時間も考慮に入れておきましょう。
最も一般的な充電方法は家庭用のコンセントを使用しての充電ですが、車のシガーソケットで充電できるタイプも多くあります。また、別でソーラーパネルを準備すれば野外でもソーラーパネルで充電が可能になります。
ポータブル電源は一般的に容量が大きくなるほどフル充電にかかる時間も長くなります。
電池が切れてしまったポータブル電源はただの鉄の塊と化し邪魔になるだけです。こまめに充電して充電切れにはならないように注意しましょう。またフル充電するのにどれくらいの時間がかかるのか事前に把握しておくのが良いでしょう。
サイズと重量
キャンプや車中泊で持ち運んで使用する場合にはやはり重量やサイズも選ぶ際のポイントの一つです。
発電機と比較すると、ポータブル電源はだいぶコンパクトに設計されているですが、それでも重量は4〜5キロのものが多いです。電源容量に比例して大きくなりますが、大きいものだと10キロを超えるものもあります。
車で移動してる最中は多少重くても問題ないと思いますが、歩いて持ち歩く場合は短い距離でも重いと相当苦労します。選ぶ際には持ち運べるような重量かチェックしておきましょう。
ポータブル電源のオススメの使い方
キャンプでの寒さ対策、暑さ対策に
春や秋のキャンプ日中は過ごしやすい気温でも朝晩はとても寒くなる可能性があるので底冷え対策は必須です。テントで寝ようとしても地面からの冷気で底冷えして眠れなくなったら、せっかくの楽しいキャンプも辛い思い出になってしまいます。
地面からの断熱の工夫をしたり電気毛布を使う事で寒い時期でも快適にテント泊を楽しめます。そしてポータブル電源があれば電源サイトが予約できなくても電気毛布が使えます。ポータブル電源も他のバッテリーと同じで寒い場所では電池が早くなくなる傾向にありますので、余裕を持った容量を選びましょう。
なお、暑い時期にはテントの中で扇風機やサーキュレーターを使用して暑さをしのぐという使い方もできます。
スマホ、タブレット、PCの充電
もちろんスマホやタブレット、PCの充電にも使用できます。スマホの充電はより小型のモバイルバッテリーでも問題ありませんが、ポータブル電源ならPCも充電できます。大自然に囲まれた環境の中でリラックスしてパソコンを使いたいという方にはとても便利なアイテムです。
ポータブル電源があれば電源サイトいらず
電気があればより快適にキャンプを楽しめるため、キャンプ場でも電源付きサイトは大人気です。近年は特にキャンプ人気が上昇している事もあって電源サイトは数ヶ月先まで予約が埋まっているというキャンプ場も珍しくありません。
予約する際も電源サイトにこだわる必要がなくなるので、キャンプ場予約の選択肢が広がります。
車中泊の際にも大活躍
車で寝泊りする「車中泊」も人気が出てきておりますが、車中泊とポータブル電源はとても相性が良いのです。
車のシガーソケットから電気をとってケータイなどを充電するのは今や一般的ですが、ポータブル電源があればスマホなどの充電はもちろん、電気毛布で暖をとる事もできますし、小型冷蔵庫を車に積んでおいて飲み物や食材を冷やしておく事もできます。
車のエンジンが止まっている時でも電気が使用できますし、車での移動中はポータブル電源をシガーソケットから充電することができます。車中泊の際にポータブル電源があれば秘密基地のような感覚を味わえます。
レンタルサービスのメリット
ポータブル電源を使ってみたいけど購入するほどでもないかなという方はもちろん、ポータブル電源の購入を検討していて実際に試してみたい方にもレンタルでのお試し利用がオススメです。
そしてキャンプでメインに使いたいけれども年に2〜3回しかキャンプをしないという方にはレンタルサービスを使用するのがお得です。
購入すると年に数回しか使わない機材でも一年中保管場所を確保しておく必要がありますが、レンタルサービスで使いたい時だけ使うのであれば、おうちの限られたスペースを無駄に使う事もありません。そして購入すると高額になる高性能な機材もレンタルだとお得に使用する事ができます。
ポータブル電源のレンタルサービス
ポータブル電源を購入すると結構高額になってしまいます。利用頻度が多くない方や試しに使ってみたいという方にはレンタルサービスの利用がお得です。ここではポータブル電源のレンタルサービス業者オススメ3社を紹介します。
レンティオ
もともとカメラと家電のレンタルを専門的に行っていたレンタル業者さんで、現在は家電全般を幅広く扱うレンタルショップです。多くの貸出実績があり安心して利用できます。
ホームページがとても見やすくレンタルに関わる手続きがネットで簡単にできるのも魅力的なポイントです。申し込みはネット注文、商品の送り先を宿泊先にする事もできます(宿泊先にも確認をとりましょう)、そして返却はコンビニで返すだけ。往復の送料が無料なのも嬉しいポイントです。
レンティオ ではポータブル電源のレンタルにも力を入れているようで、レンタルできるモデルも種類が豊富です。取り扱っているメーカーはAnker, JVC, Maxellなどで、電池容量も色々な種類のモデルが用意されています。
モノカリ
AnkerやSmartTap、Jackeryと人気のブランドのポータブル電源を揃えています。3日間で4000円台〜という格安でのレンタルサービスを売りにしています。手続きも簡単でネットでレンタルの申し込みをして、自宅や空港で商品を受け取り、使用した後はコンビニや郵便局で返却ができます。
また東京都中野区の実店舗では2時間前までに予約すれば当日レンタルも可能です。
APEXレンタル(エイペックスレンタル)
APEXレンタル(エイペックスレンタル)はもともとカメラ屋さんでカメラや周辺機器のレンタルは20年以上の実績があります。東京に3店舗、名古屋と大阪にも店舗があり、オンラインだけでなく実店舗でのレンタル品引き取り・返却ができるのが特徴です。
ネットの予約でも16時までに予約申し込みすれば最短で当日発送・翌日受け取りが可能です。
JVCのポータブル電源をレンタルしています。
ポータブル電源はアウトドアで遊ぶのにとにかく便利!試してみるならレンタルがオススメ!
ここまでポータブル電源についていろいろと書いてきましたが、ポータブル電源があれば野外でも自宅にいるかのように電気を使用できてとても便利です。
キャンプの夜に電池切れを気にする事なく照明をを使えますし、炊飯器や扇風機などの家電を使ってキャンプでも便利に過ごす事もできます。大容量の電源を準備できれば火起こしを一切しないで過ごすという文明的なキャンプにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
ポータブル電源があるとキャンプの最中も便利に快適に過ごす事ができます。キャンプに慣れていなくてテント泊にちょっと不安があるビギナーの方はもちろん、野外でも電化製品を使用して便利に過ごしたい方にもおすすめです。
ぜひレンタルサービスで試してみてください!