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自炊用機器のレンタル比較
書籍の電子データ化(自炊)はレンタルがおすすめ
書籍の自炊とは自分の所有する漫画や書籍などをスキャナーなどで電子データ化することです。自分で本のデータを吸い出すという行為から「自炊」と呼ばれています。
紙の本を電子データ化する事でタブレットやスマホでいつでもどこでも見られるようになります。
大事な本なので手元に残しておきたいけど部屋のスペースも限られているので本をまとめて整理したいという方も多いと思います。そのような方にオススメなのが書籍の自炊です。
自炊をするにはスキャナなどの専用機器が必要になりますが、性能の良いものを揃えると10万円を超えますのでなかなか気軽に始められるという感じではありません。
ちょっと自炊を試してみたいという方や一定期間で集中して自炊したいという方には自炊機器を購入するよりレンタルするのが断然お得です。
自炊に必要な機器をセットでレンタルできるサービスも増えてきておりますので、自宅で簡単に書籍の電子データ化が可能です。
機材を数日間レンタルしてその間に集中して作業すれば費用も抑えられますし、機材の保管コストもかかりませんので、自炊する人の間ではレンタルサービスが人気となっております。
この記事では書籍の自炊についてのメリット・デメリット、自炊の進め方のパターン、自炊に使用する機器のレンタルサービスなどについて紹介します。
自炊のメリット
紙の本を保存しなくても良くなる
紙の本を保存しなくても良くなるのは自炊の最大のメリットの一つです。
自炊した本は裁断した後に廃却しますので、紙の本を置くスペースが不要になるのでお部屋を広く有効活用する事ができます。本を多く持っている人ほど自炊後のスペースを広く使う事ができます。
本を紙で持たないことの隠れたメリットは引っ越しが楽になるということです。引越しの際に何箱も本の段ボールを運んだ経験がある方も多いと思います。本の詰まった重い段ボールを運ぶ必要がなく引っ越しが楽になります。
さらに紙の本を保存しなくてよくなるということは、逆に言うとこれまでなかなか捨てられなかった本を捨てられるようになります。
いつでもどこでも読めて気軽に持ち運べる
書籍の電子化により気軽にいつでも本を読めるようになります。スマホやタブレットにデータを保管しておけば、ベッドでもお風呂でも外出先でも気軽に閲覧できます。
紙の本を持ち歩くのは重いしかさばるので嫌だという方にもメリットがあります。参考文献などをデータ保管しておき、仕事の時や外出先などで参照するという使い方も可能です。
オフラインでも読めるし、クラウド上での保管もできる
自炊したデータはPDFファイルや画像ファイルですのでインターネット接続がなくても端末のローカルディスクに保管して使用できます。都度書籍データをダウンロードする必要がないのもポイントです。
オフラインで使用可能ですので飛行機の機内や山奥に宿泊して電波がない場所でも問題なく使えます。
それとは逆にGoogleドライブやDrop Boxなどのオンラインストレージのサービスを使用してクラウド上に保管するという使い方も可能です。
クラウド上にデータを保管しておけば同じファイルを自宅のPCからでもスマホやタブレットからでもアクセスして読む事が可能です。
本代の節約になる
既に持っている紙の本を新たに電子書籍で買うとなるとまた同じだけの本代が発生しますが、手持ちの本を自炊する分には新たに同じ本の電子書籍を購入する費用は発生しません。
電子書籍化されていない本もデータで閲覧できる
紙の書籍をデータ化する事で電子書籍としては販売されていない本でも電子書籍として持ち歩くことができます。
近年では新しく出版される本はかなりの割合で紙の本と電子書籍の両方が販売されていますが、作者の意向や出版社の事情次第では電子書籍化はされずに紙の本だけの販売というのも残っております。
また、古い本は電子書籍化されていない本の方が多いため紙で本を購入しなければなりません。古い本の場合は電子データが見つからない、作者が亡くなっていて著作権の承諾が取れず電子データ化できないという事情もあるようです。
なお、もちろん本だけでなくお気に入りのパンフレットや手書きのノートなどもデータ化がする事ができます。
テキスト化できる
スキャンしたデータから文字を認識してテキスト化することにより、文字データとして検索する事ができるようになります。
仕事やレポート作成の際に参考文献として本を検索したいときに非常に便利に使えます。テキスト化したデータをコピーしてwordなどにペーストして編集することも可能です。
このようにデジタルデータとして管理しやすくなるのは自炊の大きな魅力の一つです。
見られたくない本を隠せる
大量の漫画を部屋に置いておくのを見られたくない、趣味の本を家族や友人などに見られたくないという方もいらっしゃるでしょう。データ化して保存しておけば見られる可能性は大きく減ることでしょう。
自炊のデメリット
作業に時間がかかる
自炊をするのには時間がかかります。特にパソコンが得意でない人には最初は時間がかかる事でしょう。
特段と複雑な作業というわけではないので2冊目以降は段々と慣れてきて効率よく作業ができるかと思いますが、ある程度時間がかかるのは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
逆に作業時間がかかる事以外には大きなデメリットはないかと思いますので、一度時間をとって自炊をしてしまえば電子データ化された書籍を楽しむ事ができます。
原本は裁断される
自炊をする際は原本は裁断されるので、本として保存しておくことは出来なくなります。バラバラになるので古本屋などに売ることも出来なくなります。
そのため裁断した本は破棄するのが一般的ですが、中にはヤフオクやメルカリなどで裁断済みとして販売している方もいらっしゃるようです。同じく自炊したい人のために安く売るというのも良いかもしれません。
本を自炊する方法
実際に本を自炊するには下記の3つのパターンがあります。それぞれメリット・デメリットがありますので詳しく紹介していきます。
自炊用の機器をレンタルする ★★オススメ★★
自炊したいけど機材を購入するほどでもないかなという方はもちろん、自炊機材の購入を検討していて実際に試してみたい方、レンタルでのお試し利用がオススメです。
そして今後継続的に自炊をするかどうかはわからないけど、とりあえず今所有している本棚の本をまとめて整理したいという方にはレンタルサービスを使って集中的に自炊作業をするのが圧倒的にお得です。
レンタル期間に集中して作業を終えれば、本棚のスペースもスッキリしますし、それなりに場所を取る自炊用のスキャナーと裁断機も保管しておく必要がありません。
初心者向けに裁断機とスキャナーのセットでのレンタルサービスを用意しているレンタル業者さんがありますので、安心して機材を選ぶ事ができます。
購入すると高額になる高性能な機材もレンタルだとお得に使用する事ができます。
自炊用の機器を購入する
一時的に自炊をするだけでなく将来的にも紙の本を購入して自炊する予定のある方や、お金と保管場所のスペースに余裕がある方は機器を自分で購入して自炊するのが良いでしょう。自分のペースでいつでも自炊する事ができますし、綺麗にスキャンできるようにこだわるのも自由です。メリットです。
デメリットとしては裁断機とスキャナを保管する場所がかさばってしまいます。
裁断機は安いものだと切れ味が悪くてきれいに切れない事があります。またスキャナも安いものだとスキャンの速度が遅く作業がはかどりませんので、自炊用の機器を揃えるのであれば費用はかかりますがある程度品質の高い物をそろえるのがオススメです。
業者に依頼する
「自炊代行業者」に自炊をお願いする方法です。本を段ボールに詰めてお金さえ払えば手間をかからず書籍のデータ化をしてくれて簡単に自炊ができるため、以前は自炊代行サービスの業者が人気でしたが、著作権的に問題があるため自炊代行業者は利用すべきではないと考えます。
自炊は個人や家庭内で楽しむ分には法律的にも問題ないのですが、自炊代行業者は著作権侵害に当たるため違法であるとされました。
自炊代行業者は複製行為をしている主体が依頼主ではなく代行業者であり、しかも代行業者は営利目的での複製になるため私的利用にあたらないということで過去に最高裁判所より違法という判決でた経緯があり、一般的に違法であるという見解が有力となっているようです。過去に逮捕者も出ています。
なお、自炊代行業者だけでなく自炊代行の依頼者も権利侵害となる可能性もあります。自炊代行業者の利用は自炊の手間は省けますが、著作権違反となるリスクが高いためデメリットが大きいと言えます。
自炊機器のレンタルサービス紹介
本を自炊すると部屋にスペースを生み出し、どこでも好きな本が読めるようになるため、もしかしたら生活スタイルに変化を与えるほどの大きなメリットがありますが、スキャナや裁断機を揃えるとかなりの高額になってしまいます。これから自炊始めるのであればまずはレンタルサービスの利用がお得です。
ここではスキャナーや裁断機など自炊用機器のレンタルサービスを行っているショップをご紹介します。
レンティオ
もともとカメラと家電のレンタルを専門的に行っていたレンタル業者さんです。多くの貸出実績があり安心して利用できます。
ホームページがとても見やすくレンタルに関わる手続きがネットで簡単にできるのも魅力的なポイントです。
スキャナと裁断機のセットでのレンタルサービスがあるので機材選びも安心です。
17時までのレンタル申し込みで最短翌日に配送されます。返却の際は自宅に集荷依頼もできますしコンビニ返却もできて簡単です。そして往復送料は無料です。
プロジェクターレンタル屋さん
https://www.projector-rental.jp/
その名前の通りプロジェクターメインのレンタル業者さんなのですが、自炊機器のレンタルサービスも行っております。
スキャナと裁断機それぞれ単体、もしくはスキャナと裁断機のセットというレンタルサービスがあります。レンタルのアイテムを絞ることで料金が非常に安いというのが大きな強みです。スキャナと裁断機のセットで4,500円からレンタル可能なので気軽にレンタルできます。
1泊2日からレンタルが可能で、16時までに予約申し込みすれば最短で翌日に配送されます。
DMMいろいろレンタル
https://www.dmm.com/rental/iroiro/
生活家電、オフィス用品はもちろん、スポーツ用品やファッションアイテムなどあらゆるアイテムのレンタルサービスを行っているレンタル業者さんです。「安心レンタル制度」というのがあって、通常利用の範囲で破損したとしても修理費用の請求はありません。
スキャナと裁断機のセットでのレンタルサービスがあり、初めてでも安心して機材を選べます。返却も前日に宅配業者さんに電話すれば自宅まで集荷に来てくれますので簡単です。
書籍の自炊はとにかく便利!試してみるならレンタルがオススメ!
ここまで自炊についていろいろと書いてきましたが、紙の本には紙の本の良さがありますが、電子データ化された書籍はとにかく便利です。部屋のスペースを広く有効的に使えるし、本をどこでも気軽に読む事ができるようになりますし、デジタルデータとしての管理もできるので、多くの人がメリットを感じられるでしょう。
自炊はどうやってやるのかわからない、自分でもできるかわからないという方がほとんどかと思いますが、実際にやってみると作業自体はそんなに難しくないですし、徐々に慣れてくるはずです。初めて自炊にチャレンジする方はぜひレンタルサービスで試してみてください!