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家の中でもトレーニングが出来るサイクルトレーナー。コロナ禍で使ってみたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし実際にサイクルトレーナーを始めてみようと思って探してみると、色々なメーカーから色々な種類が出ていていて、使用感や騒音や振動も気になるけどなかなかお試しも出来ないし、スマートローラーだと10万円を超えるので気軽には手を出せないという方が多いのではないかと思います。
そんな方々のためにこのページではサイクルトレーナーを選ぶ際のポイントやサイクルトレーナの種類、オススメの機種などを紹介していきます。また、いろいろ調べてみたけどそれでも高額なトレーナーの購入は不安だという方にはまずはレンタルサービスで始めてみるというのがオススメですので、レンタルサービスもご紹介していきます。それでは見ていきましょう!
サイクルトレーナーとは
サイクルトレーナーは自転車を設置して室内でもトレーニング出来るような装置で、ローラー台とも呼ばれています。
サイクルトレーナーといえばプロや自転車レースに出るような真剣にトレーニングをしている人達だけが使う物といったイメージを持っている人も多かったようですが、近年はZWIFT(※)などのバーチャルサイクリングアプリとの連携や、新型コロナウイルスの影響で外で思いっきり自転車に乗れないような環境により一般のサイクリストにも一気に浸透してきています。
また、サイクリストだけではなく家の中でも出来る運動不足対策として世間広くからも注目を浴びてきているようです。
(※) zwiftとはバーチャルのサイクリングアプリで自転車にセンサーをつけてPCやスマホなどの端末と接続し、仮想空間でサイクリングを楽しめる体験型のサイクリングゲームです。世界中の参加者とトレーニングしたり競争したりすることが出来ます。
サイクルトレーナーを選ぶ際のポイント
サイクルトレーナーは色々な種類があり、どんなタイプを選べば良いのか困ってしまうという方も多いはず。
トレーニングの目的や住環境、予算によって様々な選択肢がありますので、まずはサイクルトレーナーを選ぶ際にポイントとなる項目を抑えましょう。
静音性・振動
アパートやマンションにお住まいの方は特に心配されているポイントかと思います。一戸建て住宅でも家族からのクレームが出ることもあります。
騒音・振動が気になって不安な気持ちが残っているとだとトレーニングに励もうと思ってもトレーニングに集中できません。トレーニングを継続する上でトレーニングに集中しやすい環境作りというのは非常に大事です。
サイクルトレーナーの種類や機種によって静音性はかなり違います。静粛性に優れたサイクルトレーナーもありますし、防音マットや防振パッドなどでの対策もできます。タイヤをローラー専用タイヤに変えるだけでも体感出来るくらい効果があります。色々工夫してトレーニングに集中できるような環境を整えましょう。
予算
サイクルトレーナーはタイプや機種によって様々な価格帯があり、安いものだと2万円台でサイクルトレーナー買えるものもありますが、自動負荷調整機能がついているスマートトレーナーは高機能な分10万円を超えます。
どうせなら長く使えるものを選んだ方が良いと思いますので自分が出せる範囲の予算と求める機能のバランスを見極める事が大事です。
ちなみにサイクルトレーナーに10万円以上出すのはちょっと考えられないという方も一定数いらっしゃると思うのですが、高機能なサイクルトレーナーのおかげで毎日楽しくトレーニングを継続できるようになるというのであれば、ジムに通うよりもコスパの良いお買い物になる!という考え方もあります。
スペース・携帯性
サイクルトレーナーはどうしてもスペースをとってしまいます。モデルによって省スペース設計のものもありますので、サイクルトレーナーを買ってから置き場所がなくて後悔しないように事前に検討しておいた方が良いでしょう。
また、レース前のウォーミングアップ用としても使いたいという方は携帯性も考慮しておいた方が良いでしょ
実走感
サイクルトレーナーのタイプやモデルによって実走感が違ってきます。外を自転車で走るのと違って、サイクルトレーナーに自転車が固定されていると実走感が感じられず、楽しくないのでトレーニングが続かないというのはよくある話です。
外で自転車に乗るのと固定されたサイクルトレーナーで走るのは全く別の運動という人もいます。楽しくトレーニングを継続するためにもどの程度の実走感なら許容できるのか確認したいところです。
自動負荷調整が可能か(スマートトレーナーかどうか)
ダイレクトドライブ式、タイヤドライブ式、3本ローラーなど、自転車のセッティング方法もいくつかありますが、それと同時に自動負荷調整が可能かどうかというのもサイクルトレーナー選びのポイントも一つです。
ZWIFTなどでバーチャルサイクリングをプレイしたいのであれば自動負荷調整機能があった方が楽しめます。自動負荷調整機能があるスマートトレーナーを使用した場合、バーチャルサイクリングで登り坂を走るときにはバーチャルでの勾配に応じて負荷が上がりますので実走感を感じる事ができます。
サイクルトレーナーの種類
続いてサイクルトレーナーの種類を紹介します。
一口にサイクルトレーナーと言っても、自転車の後輪を固定するタイプや後輪を外して自転車をトレーナーに直接固定するもの、前輪を外して自転車を固定するもの、また自転車は固定せずに乗せるだけの3本ローラーのようなタイプなど様々なタイプがあります。
サイクルトレーナーの種類によって特製もありますので、それぞれの特徴を解説します。
自転車のセッティング方法による種類分け(全5種類)
ダイレクトドライブ式
近年主流になってきているのがこのモデルです。自転車の後輪を外し、サイクルトレーナーに直接バイクを取り付けます。(トレーナー自体にスプロケットを取り付ける必要あり)
自転車にパワーメーターがついていなくてもダイレクトドライブ式ローラー自体でパワー計測が出来ます。
タイヤとローラーの摩擦がない事により各種サイクルトレーナーの中でも最も静寂性にも優れています。マンションなど騒音・振動対策に気を使う方には最もお勧めなのがこのタイプです。省スペース設計のモデルも出ているのも嬉しいポイントです。
また、後輪を使用しないという事はいくらローラーをやってもタイヤが摩耗しないというメリットもあります。
レンタル取り扱いショップ
おすすめ商品 Wahoo Kicker core | |
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レンタル価格 | 4,500円〜 |
販売価格帯 | 124,300円 |
サイズ | 長さ50.8×幅58.4×高さ 48.3cm |
重さ | 18.1kg |
きゅうべえ | 【送料】 送料全国一律880円、返却時は送料無料 【発送スピード】 要問い合わせ |
固定式のローラー台に自転車の後輪を固定して、樹脂のローラーにタイヤを押し付けるようにして負荷をかける仕組みになっています。
最もポピュラーなサイクルトレーナーの方式で各種メーカーから様々なモデルが販売されています。比較的安価に購入可能ですが騒音が高めです。
タイヤドライブ式ローラーの欠点としては、タイヤの摩耗はなかなか馬鹿にならなくて気がつけば後輪だけすり減っているという事になりがちですので、継続的にタイヤドライブ式のローラーを使用するのであればローラー専用のホイール・スプロケット・タイヤを準備したほうがベターです。騒音が少ないローラー専用のタイヤも市販されています。
レンタル取り扱いショップ
おすすめ商品 Wahoo Kicker snap | |
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レンタル価格 | 4,500円〜 |
販売価格帯 | 69,575円 |
サイズ | 54x66cm |
重さ | 約17.2kg |
きゅうべえ | 【送料】 送料全国一律880円、返却時は送料無料 【発送スピード】 要問い合わせ |
タイヤドライブと同じように後輪をサイクルトレーナーに固定しますが負荷をかけるのがリムになります。
タイヤに負荷をかけないのでタイヤの摩耗はありません。ただしリムに負荷をかけているのでリムが摩耗します。高級カーボンホイールでの使用はちょっと不安を感じるかと思います。
またタイヤドライブ式にも同じ事が言えるのですが自転車が完全に固定されている事により、実走の時とは違う筋肉の使い方になってしまう可能性もあります。実走感があまりに薄いと単調になりがちでトレーニングが継続しない原因になり得ます。
レンタル取り扱いショップ
おすすめ商品 MINOURA(ミノウラ) RDA2429-R | |
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レンタル価格 | 4,500円〜 |
販売価格帯 | 24,800円 |
サイズ | – |
重さ | 7.6kg |
きゅうべえ | 【送料】 送料全国一律880円、返却時は送料無料 【発送スピード】 要問い合わせ |
3本ローラーはまさしく3本のローラーの上にバイクを乗せてその上を走ります。メーカーによっては前後2輪ずつある4本ローラーというモデルも出てきています。
他のローラーと違ってがっちりと車体が固定されているわけではないので、うまくバランスが取れないとふらふらしてしまい最悪家の中で落車してしまう可能性があります。逆に言うと乗車感がありペダリングスキルや乗車姿勢のトレーニングにはとても有効です。
3本ローラーにまともに乗れるようになるまでは恐怖感があるかもしれませんが、慣れると手放しも出来るようになりバランス感覚の向上も期待できます。
なお、一部モデルをのぞいて負荷の調整はできません。負荷調整が出来ないサイクルトレーナーは負荷が軽すぎてzwiftでの使用にはあまり向いていないかと思います。
3本ローラーは使用時の騒音と振動は高めです。高速になればなるほどタイヤ、ローラーの回転音が大きくなります。
レンタル取り扱いショップ
おすすめ商品 ミノウラ(MINOURA) 3本ローラー モッズローラー | |
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レンタル価格 | 4,500円〜 |
販売価格帯 | 25,443円 |
サイズ | – |
重さ | 6.5kg |
きゅうべえ | 【送料】 送料全国一律880円、返却時は送料無料 【発送スピード】 要問い合わせ |
3本ローラーと固定ローラーのハイブリッドタイプです。前輪を外してフロントフォークをローラー台に固定し、後輪側は3本ローラーのようにローラーの上に乗っかているだけです。
自転車のフロントホイールを外して固定するだけなのでセッティングが簡単です。後輪が固定されていないので、固定タイプのローラーより実走感があります。
タイヤドライブ式のようにタイヤを押し当てるような機構ではなく自重の重みだけなのでタイヤドライブ式ほどはタイヤの減りは激しくありません。携帯性を重視したコンパクトなモデルもあり、レース前のウォーミングアップで使用されている方も多いです。
レンタル取り扱いショップ
おすすめ商品 ミノウラ TRAINER トレーナー Live Ride FG220 HYBRID ROLLER | |
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レンタル価格 | 4,500円〜 |
販売価格帯 | 33,880円 |
サイズ | – |
重さ | 6.1kg |
きゅうべえ | 【送料】 送料全国一律880円、返却時は送料無料 【発送スピード】 要問い合わせ |
オススメ3機種!! サイクルトレーナーの機種について
Wahoo KICKR
Wahooは2009年にアメリカで設立された会社でITをうまく活用した自転車トレーニング用品を作るのが得意で、ツールドフランスにも出るようなプロチームとも複数契約を結んでいます。
ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーのトップモデルで17〜18万円程度と高額ですがユーザーからの信頼性が非常に高く最も売れているモデルなのではないかと思われます。予算が許すのであればこのモデルを選んでおけば間違いありません。
トップクラスの静粛性と正確なパワー計測、美しいデザイン、そして折りたたみも可能で圧迫感のない省スペース設計、自転車をセッティングしたまま移動も可能とメリットづくしです。
さらに「wahoo CLIMB」というバーチャル空間の斜度に合わせて自転車に角度を付けられる製品との拡張性もあります。
MINOURA LIVE RIDE FG-220
日本が誇る自転車パーツメーカーのMINOURAから発売されているハイブリッドローラーです。
軽量でとてもコンパクトになっておりサイクルトレーナーにしては珍しく持ち運びがしやすいモデルです。製品のパッケージがボストンバッグのようなバッグに入っている事からも持ち運びする事を前提にした設計になっていてメーカーの細かな気配りを感じます。レースのウォームアップ用など持ち運びをするのであればこのモデル一択でしょう。
当然自宅でも使用できます。コンパクトで場所を取らないため使いやすいサイクルトレーナーだと言えます。
なお、デメリットとしては負荷調整が他のトレーナーと比較して弱く、許容する負荷が最大300Wほどになので高負荷トレーニングには向いていませんが、フィットネスをするぐらいであれば全く問題ないでしょう。
Wahoo KICKR Snap
wahooの販売するタイヤドライブ式のスマートトレーナーです。スマートトレーナーは10万円を超えるモデルがほとんどですがKICKR snapは6万円代とスマートトレーナーの中では魅力的な価格です。
自転車にセッティングした際は他のトレーナーと同じくらいのスペースが必要ですが、折りたたむとベッドの下にしまえるくらいの省スペースです。
タイヤドライブ式ですが静音性には定評があるモデルです。自動負荷調整によりギアチェンジが不要でタイヤやローラーの回転速度を抑えられるというのも騒音防止に大きく貢献しています。
サイクルトレーナーのレンタルサイト
サイクルトレーナーの購入を検討しているけど購入前に一度試してみたい方にはレンタルがオススメです。店舗に実機を設置していてお試しできる場合も稀にありますが、自宅の使用環境で実際に試してみるのが一番です。オンラインでサイクルトレーナーをレンタルが出来るサービスを紹介します。
きゅうべえonline
レンタル料金は1週間程度の使用で4,500円(送料全国一律880円、返却時は送料無料)
多種多様なサイクルトレーナーがレンタルできます。メーカーはwahoo, Elite, MINOURAなど、種類はダイレクトドライブ 式、タイヤドライブ式、3本ローラー、ハイブリットタイプを揃えてます。オンラインでレンタル注文可能
レンタルの手順
- きゅうべえのホームページでレンタル商品を決定して注文。
- 数日以内にサイクルトレーナーと取扱説明書、返送するときの伝票が同梱されてきます。
- サイクルトレーナーをセッティングしてトレーニング。
- 返送手配。注文日から2週間以内に返却先に到着するようような日程で返却手配をします。着払いの返却伝票同梱されてきていますので簡単に返却できます。
サイクルトレーナーをレンタルするメリット
購入前の実機お試しとして
サイクルトレーナーはどれも高価な商品なので買ってから後悔したくはないですよね。騒音や振動やスペースなどを実際に自宅の使用環境で試せるというのがレンタルの非常に大きなメリットです。
サイクルトレーナーが気になるけど買ってから使わなくなってしまうかもしれないという不安がある方も、まずはレンタルで試してみてこれなら長く使えるという商品があればその後に購入するという流れにすれば無駄な買い物をしなくて済むのでおすすめです。
いろいろな種類から選べる
気になる機種をちょっとだけ試してみたいというのももちろんアリです。将来的に購入を検討する際の参考にもなると思います。
好きな時期だけ使いたい
普段は外で自転車を乗って楽しんでいるけど、真冬、梅雨、真夏は期間限定で室内でトレーニングしたいという方にもレンタルはオススメです。使いたい時だけレンタルすれば普段は場所をとる事もありません。その都度好きなトレーナーをレンタルする事もできます。
ZWIFTでのバーチャルサイクリングを試してみたい
ZWIFTでバーチャルサイクリングが気になるけど、初期投資がかかるのでなかなか手が出せないという方にもオススメです。ZWIFTはも初回登録時に20kmは無料で遊べます。(ZWIFT無料お試し時は機能が制限されます)
サイクルトレーナーを使う時に必要なもの、あったほうが良い物
実際にサイクルトレーナーでトレーニングを始めるとなった場合に自転車とサイクルトレーナーの他に必要となるもの、あった方が良いものを紹介します。
スプロケット(ダイレクトドライブ式には絶対必要)
ダイレクトドライブ式のサイクルトレーナーはトレーナー自体にスプロケットを取り付ける必要があります。トレーナーには付属しておりませんので注意が必要です。いちいちトレーニングのたびにホイールからスプロケットを取り外すというのは面倒なので、長く使うのであればトレーナー専用のスプロケットを用意した方がベターです。(Wahoo KICKRには購入時にスプロケットがついてきます)
防音防振マット
防音防振マットはあった方がベターです。防音・防振の効果はもちろんですが、トレーニングした際に床に落ちる汗の処理がしやすいというのも大きなメリットです。
汗対策グッズ
外で自転車に乗るのと室内でのサイクルトレーナーのトレーニングは別物です。外でのサイクリングは風や太陽の日差しで汗が気化しますが、室内では風も日差しもないので信じられないほどの汗をかきます。実際にトレーニングを始めてみるとわかりますが10分もすると身体全体から汗がじわじわ、30分もトレーニングしていると拭いても拭いても常に汗が垂れてきて、そして1時間もするとサイクルトレーナーの下には汗の湖が。。。という感じになります。汗の後始末も大変ですし、汗が自転車に垂れてそれを放置するとチェーンやワイヤーなどの金属パーツが錆びてきますので汗対策は必須です。しっかり汗対策をしましょう。
- エアコン
- 夏の冷房は必須です。冷房がない環境でトレーニングをすると自宅で熱中症になります。逆に冬はトレーニング始めるとすぐに身体が温まってきて室温も上がってきますので、エアコンは不要です。
- サーキュレーター、扇風機
- 室内は風がないので風を生み出しましょう。上半身用と下半身用で二つ揃えられればベターです。風力の強い工業用扇風機を使用している方も多くいます。サーキュレーターや扇風機があれば夏以外はエアコンがなくてもなんとか乗り切れるかと思います。
- サイクルキャップ、ヘアバンド
- トレーニング中に気になるのが頭部から滴る汗です。汗が目に入ったりして集中の妨げになります。サイクルキャップやヘアバンドで対策が可能です。
- バスタオルとフェイスタオル
- 汗の落下防止用としてバスタオルを半分に折ってハンドルとトップチューブにかけておく、そして汗を拭うようにフェイスタオルをハンドルの上に置いておくというのがおすすめです。室内トレーニング用の汗受けネットもありますが、タオルでも代用できます。
まとめ
サイクルトレーナーを選ぶポイントや種類を紹介してきました。自宅環境やトレーニングの目的に合うサイクルトレーナーを探してトレーニングを始めましょう!
一度トレーニングするだけでも身体を動かすと気分が爽やかになりますし、1日20分のような短時間でも毎日トレーニングを継続していると1週間もすれば身体が軽く感じられてくるかと思います。
トレーニングの継続には環境整備が非常に大事です。ジム通いに毎月数千円払うのも良いですが、自宅に快適なトレーニング環境を作り上げる事ができれば、何倍、何十倍ものコスパでトレーニングの効果を生み出す事ができます。
まずはその環境づくりの足掛かりとして、レンタルから試してみるのは失敗のない良い手段かと思います。