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特に最近は新型コロナウイルスにより日常生活に閉塞感がありますので、自然の開放感を存分に味わえるキャンプが世界的に人気が出ています。
それでもキャンプに行きたいけど道具がない。キャンプ用品を揃えるのは結構な費用がかかる。自宅での保管場所がないのでキャンプ用品は買えない。そんな方々にオススメなのがキャンプ用品のレンタルです。
キャンプに必要なアイテムは様々ありますが、今回は焚き火台について紹介します。
キャンプの中でもキャンプの中でも焚き火はメインイベントの一つ。炎を見てるだけでも非日常を味わう事ができます。
この記事では焚き火の楽しみ方から必要な道具、焚き火台のレンタル・購入のポイントをご紹介します。
焚き火をするなら焚き火台は必須!
キャンプでの楽しみと言えば焚き火ですが、焚き火はどこでしても良いわけではなく、直火での焚き火は自然を傷つけてしまうため多くのキャンプ場では直火禁止の制限があります。
逆にいうと焚き火台を使えば地面を熱や灰から守ってくれるため、焚き火ができるエリアが大きく広がります。
また、焚き火の後片付けもしやすくなるため、気軽に安全に焚き火を楽しむ事ができます。
焚き火の楽しみ方
焚き火は自然との一体感を高めてくれて非日常体験を味わう事ができます。
焚き火の炎は心を和ませ、焚き火を囲みながらの会話はとても楽しいものです。
ソロキャンプで静かな夜に揺らめく炎を見つめるのも楽しい時間です。
また、BBQやダッチオーブン、焼き芋などの焚き火を使った料理も焚き火の魅力の一つです。
焚き火に必要な道具
焚き火台
前述しましたがキャンプ場でも直火は禁止されているところが多く、焚き火台がないと焚き火もBBQもできなくなってしまいます。
焚き火のマストアイテムですので必ず準備しましょう。レンタルで使うのもオススメです。
薪
もちろん薪も焚き火には必須です。
薪には針葉樹と紅葉樹の2種類があります。スギや松、ヒノキなどの針葉樹は火がつきやすく、火起こしの際には便利です。
ただ、燃費が悪く早く燃え尽きてしまうので定期的に薪をくべる必要があります。
ナラやクヌギ、桜などの広葉樹は幹の密度が高く重量感があります。火はつきにくいですが火持ちがよく、燃え進むとおき火になり炭と同じように火力が安定するので料理にも向いています。
薪はキャンプ場で購入するかホームセンターなどで数百円から購入できます。
キャンプ場で購入する場合は現地調達なので車が汚れる事もないですし、持ち運びの手間が省けて楽なのですが、薪の種類や程度を選べないというデメリットがあります。価格もキャンプ場によってばらつきがあります。
できれば事前に薪の種類をキャンプ場に確認するか、ホームセンターなどで揃えていくのがオススメです。
焚きつけ・着火剤
新聞紙や枯れ葉、段ボールの端切れなどでもOKですが、着火剤は100円くらいから入手できて簡単に安定して着火できるので便利です。
マッチ・ライター
火起こしに欠かせないアイテムです。マッチや普通のライターでも火をつけられますが、柄の長いタイプのライターが安全に火をつけやすくて特にオススメです。
なお、アウトドア用マッチや火打ち石で火起こしをするとよりアウトドア感を楽しめます。
火バサミ
薪をくべる際に使用したり、燃える薪を動かしたり。焚き火をコントロールするには火バサミは必須のアイテムです。100円ショップでも購入可能です。
手袋(耐火グローブ)
薪をくべたり、熱い鍋に触ったり、耐火グローブがあると安全に作業ができます。
薪をくべるくらいであれば軍手でも問題ありませんが、耐火グローブを着けていると少しくらい火に触れるくらいなら熱くありませんので、安心して火の近くでの色々な作業ができます。
耐火グローブがあるとないでは焚き火の楽しみ方も変わってくるくらい大きな存在です。1000円くらいから購入可能ですので焚き火を楽しむにはコスパの良い投資になるかと思います。
火吹き棒/うちわ
火起こしの際に活躍するアイテムです。火がつきにくかったり、すぐ消えたり、火力が弱かったりする時に酸素を送り込んで火を大きくするのに役立ちます。
うちわでも風を送り込む事ができますが、火吹き棒を使うと狙った場所にピンポイントで集中して風を送り込む事ができます。
一度使ってみるとわかりますが、軽く吹いただけで想像以上に炎が燃え広がりますので、短時間で効率よく火起こしが可能です。
1000円前後で購入可能です。焚き火やBBQをされる方は持っておいて後悔しないアイテムです。
アウトドア用チェア
焚き火をゆったり楽しむにはチェアが必要です。
焚き火の炎を見つめている時をイメージしてみてください。座りながら焚き火の火にあたっているイメージではないでしょうか。
チェアがないと腰が痛くなりますし、快適性が大きく変わってきます。
レンタルできる焚き火台とレンタルサイト一覧、レンタル料金
スノーピーク焚き火台
スノーピークは新潟県三条市に本社を置く日本を代表するアウトドアブランドです。シンプルでデザイン性の高いアイテムは国内のみならず海外のキャンパーからも人気を集めています。
スノーピークの焚き火台は逆ピラミッド型の形が特徴的で、数ある焚き火台の中でも最も人気のある焚き火台と言えます。見た目がお洒落なだけではなく機能的にも優れているのが圧倒的な人気の秘訣です。
各パネルに空気穴がついており燃焼を促してくれます。本体の金属板が厚くとても丈夫で耐火性も非常に高いです。本体に重量がありますので、ダッチオーブンなどを乗せても安定感があります。
また、燃えた後の灰を下に落としてくれるような設計になっているため灰がたまって燃えにくくなるということを防いでくれます。
そして説明書を読まなくても簡単に設営できるというのも嬉しいポイントです。使う前後は専用ケースに入れてコンパクトに収納する事もできます。
長い期間にわたって定番の商品ですので選んで間違いのない製品です。サイズはS, M, Lの3種類。公式サイトではSサイズ(1~2人用)、Mサイズ(2~3人用)、Lサイズ(3~4人用)となっています。
レンタル可能サイト
そらのした
スノーピーク焚き火台Mスターターセット
- レンタル料金:1泊2日3,480円、2泊3日4,480円
- 保証金:3,000円(保証金は商品返却後に返却されます)
- レンタル保険:500円
- 全国宅配可能。キャンプ場に直送もできます。(ヤマト便宅配地域)ヤマトの営業所止めにしてもOKです。
TOYBOX
https://www.rakuten.co.jp/toybox-store/
スノーピーク焚き火台Lセット
- 焚き火に必須な焚き火台本体のセットに加えて火かき棒、ショベル、そしてBBQができる焼き網グリル、焼き網の火加減調整に使用できるグリルブリッジがついたセットです。焚き火台のサイズはLサイズで人数は2から8人用となってお り、大人数でも楽しめます。
- レンタル品利用開始日の前日に商品受け取りができます。返却は利用最終日の翌日18時までの発送でOK。
- 商品受け取りの際も返却の際も送料無料です。
- 使用後の商品のクリーニングは一切不要。
- レンタル料金:6,000円
- 万が一のための商品保証はプランA, B, Cの3種類。プランAは費用500円で1万円まで保証、プランBは費用1,500円で30,000円まで保証、プランCは3,000円で50,000円までの保証となります。
- こちらのサイトではキャンプ場への直接配送はできません。
- 設営が必要な全てのレンタル商品にわかりやすいマニュアル、Youtubeでの設営動画が準備されています。
コットコット
https://www.rakuten.co.jp/cotocoto/
スノーピーク焚き火台Mセット
- 焚き火台Mの焚き火台本体とベースプレート、炭床、収納ケースのセットです。BBQ用のグリル、囲炉裏テーブルは付属しません。
- レンタル料金:3泊4日で5,400円(送料無料)
- 利用日の2日前に商品が到着し、1日予備日、1泊キャンプで利用してその翌日にクロネコヤマトで返却するというスケジュールです。(予備日を設けず2泊キャンプで使用する事も可能です)
ユニフレーム ファイヤグリル
ユニフレームはユニークなフレーム(炎)を開発するというコンセプトを持つ新潟県燕市の国内メーカーです。
名作と呼ばれるファイヤグリルはスノーピークの焚き火台と同様にキャンパーの間で長く定番となっている人気商品です。
ファイヤグリルはよく見ると四隅があえて接合されていない形状になっています。その四隅の隙間とロストルという焚き火台の床面にいくつも穴が開いている事で空気の抜けが良いため早く簡単に火を起こす事ができます。
BBQ用の焼き網が付属してきますのでオプション品を購入しなくてもBBQを楽しめるのがポイントです。正方形の焚き火台の上に焼き網が斜めに設置されるようになっているので、焼き網を動かさずにお肉を焼きながら炭の調整ができます。
そして焼き網で直接火にかからない部分で火力調整が可能です。また、金属板が薄く比較的軽量です。組み立てが簡単で収納もコンパクトにできます。
サイズはレギュラーとラージの2種類。4~5人くらいまでならレギュラーサイズで十分です。5人以上で使用するのであればラージがおすすめです。
レンタル可能サイト
キュリアス
https://www.rakuten.co.jp/curiace-trading/
- 焚き火台とBBQ用の焼き網のセットです。焚き火はもちろんBBQが楽しめます。
- レンタル料金:2泊3日2,600円+送料3,000円
- 利用前日に商品を受け取り、1泊キャンプで使用して、返送するというスケジュールです。返却の際は着払いでOKですので送料はかかりません。
コットコット
https://www.rakuten.co.jp/cotocoto/
- 焚き火台とBBQ用の焼き網のセットです。焚き火はもちろんBBQが楽しめます。
- レンタル料金は3泊4日で2,400円+送料1,000円です。
- 利用日の2日前に商品が到着し、1日予備日、1泊キャンプで利用してその翌日にクロネコヤマトで返却するというスケジュールです。(予備日を設けず2泊キャンプで使用する事も可能です)
ロゴス 囲炉裏deダッチグリル
LOGOS(ロゴス)は大阪市に本社を置くアウトドアブランドです。
水辺5メートルから標高800メートルまでをブランドポリシーにしており、本格的なマリン用品や登山専門品の中間にあたる低価格〜中価格帯のファミリーキャンプ向けアイテムを中心に商品展開しているブランドです。
ロゴスの囲炉裏deダッチグリルは組み立てが簡単な上にオプション無しでも吊り鍋用のバーが標準装備されていますので釣り鍋料理が簡単にできるのがポイントです。
レンタル可能サイト
TOYBOX
https://www.rakuten.co.jp/toybox-store/
- 焚き火台と釣り鍋用フレームのセットです。対応人数は3〜4人用。
- 焚き火とダッチオーブンなどを吊るしての料理を楽しむ事ができます。(ダッチオーブンなどのお鍋は別途準備が必要です)
- レンタル料金650円+送料2,000円
- レンタル品利用開始日の前日に商品受け取りができます。返却は利用最終日の翌日18時までの発送でOK。
焚き火台はレンタルと購入、どっちがお得?
購入かレンタルか、、の考え方
結論から言うと、購入すべきかレンタルすべきかはキャンプする頻度によります。
実際のところキャンプ道具を揃えるとなると結構な金額がかかります。ファミリー用の大型テントを購入するとテントだけでも2〜3万はかかります。
そしてキャンプはテントだけでは出来ません。タープや寝袋、テーブル、イス、BBQコンロ、焚き火台、など、キャンプを楽しむには多くのアイテムを揃えなければなりません。
これからたくさんキャンプに行こうという方であればまだしも、年に1〜2回程度の使用頻度であれば、キャンプアイテムを揃えるのは高く感じてしまうかもしれません。
キャンプ道具の保管スペース問題
さらにキャンプ道具で地味に困るのが保管スペースです。テントもタープもたたむとコンパクトになると言ってもやはり、かなりのスペースを取ります。
さらにテーブル、イス数脚、BBQコンロ、焚き火台、クーラーボックス、など全てを保管するとなると限られた自宅スペースのかなりの部分を占有してしまうのではないでしょうか。
キャンプ道具は自宅で過ごしている間は活用されないアイテム達ですので、使用頻度がそれほど高くないのであればレンタルでの使用がおすすめと言えます。
キャンプに行く頻度が高い方でも保管スペースの問題で優先度が低いアイテムについては購入せずに毎回レンタルしていると言う方もいらっしゃるかもしれません。
忘れてませんか?メンテナンスも必要です
キャンプ用品を所有する場合、保管するだけではなく実はメンテナンスも必要です。
テントやタープは雨に降られた場合はカビが生えないように帰宅後に乾燥させる必要があります。BBQグリルや焚き火台も洗う必要があります。
キャンプから帰宅して翌日がお休みの日であれば問題なくメンテナンスができるかもしれませんが、帰宅翌日が仕事であればもうメンテナンスする気力は残っていないと言う方が多いのではないでしょうか。
実は慣れてコツさえ掴めばメンテナンスもたいして時間がかからないのですが、日々忙しい中でキャンプ道具のメンテナンスをするのはなかなか大変です。
レンタルの隠れたメリットがアイテムのメンテナンスが不要と言うことなのです。レンタル品のメンテナンスはレンタル業者がきっちりやってくれていますので、安心してアイテムを使用する事ができます。
キャンプ場でのレンタルとオンラインでのレンタルの違い
キャンプ場レンタルのポイント
・移動の荷物が少なくてすむ
・比較的安価
・設営に困る場合でもキャンプ場スタッフに直接使い方を聞ける。・ 当日の貸し出し状況によってはレンタルできない可能性がある(事前貸し出しに対応していないキャンプ場もあります)
・レンタル品がイメージ通りのデザインでない場合がある
インターネットでのレンタルのポイント
・好みの商品をレンタルできる
・事前にレンタル品を確保する事ができる
・キャンプ場に配送にすればとても楽。
・送料がかかるためキャンプ場レンタルよりは割高
キャンプ用品レンタルのデメリット
さて、キャンプの頻度がそれほど高くないのであれば断然レンタルがオススメであると言う事をここまでの記事で書いてきました。
レンタルがお得であると言うのは間違い無いと信じているのですが、それでもレンタルならではのデメリットもあります。
レンタルできない場合もある
行きたいキャンプ場を見つけて予約しようとした場合でもレンタルサービスのないキャンプ場もありますし、必要なアイテムをレンタルしていない場合があります。
また、レンタルしたいアイテムが予約済みの可能性もあります。インターネットでレンタルする場合だと割高になると言う可能性もあります。
アイテムへの愛着
使用頻度を考えるとレンタルの方がコスパが良いというのはわかっていても、お気に入りのアイテムを所有したいという人間的欲求も無視はできません。
例え年に数回でも自分で選んだアイテムを使うというのはレンタル品では味わえない購入品ならではの楽しみ方です。
キャンパーの方々は自分のお気に入りのキャンプギアを揃えて所有するだけでも楽しいと感じている人も多いです。
レンタルと購入を使い分けて楽しいキャンプを
キャンプ用品のレンタルにはメリット・デメリット様々ありますが、活用すれば利用できるキャンプ用品も増えてキャンプの幅がぐっと広がるのは間違いないでしょう。
ぜひうまく活用してキャンプを楽しんでみてくださいね。