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キャンプに必要なアイテムは様々ありますが、キャンプといえばテントです。
テントは必須アイテムの一つ。調べてみるとファミリーキャンプ用、ソロキャンプ用、ツーリング用、山岳ようなど種類も多く、デザインも色々なタイプがあるため何を選べば良いのかわからない、高額なテントは購入する前に試したいという方も多いはず。
こちらではテントの選び方やブランド、レンタルと購入の考え方、色々なレンタルサービスをご紹介します。
テントの選び方
テントのサイズ
テントの大きさは利用人数+1で選ぶのがオススメです。
メーカーが表記しているテントの利用人数はJIS企画に基づく床面積で決められており、一人当たりの利用面積は「長さ180cm x 幅55cm」となっています。
実際のところ、隣の人と距離が近すぎるときゅうくつに感じてしまいますし、テント内に荷物を入れる事を考えると少し余裕を持ったサイズを選ぶのがオススメです。
快適に利用できるテントのサイズは「利用人数+1〜2名」用のサイズとよく言われます。
テントの設営・撤収が簡単かどうか
設営のしやすさはテントを選ぶ上で大きなポイントの一つです。
複雑な構造のテントだと慣れないと設営に時間がかかり、キャンプ場でゆっくり過ごす時間が少なくなってしまいますので、初心者は設営が簡単なテントを選ぶのがおすすめです。
耐水性
山の天気は変わりやすいよく言われるように、晴れ予報や曇り予報でキャンプに出かけても、雨に降られてしまうというのはありえる話です。
テントは野外で家の代わりとなるものですので雨の際にじわじわと浸水してくるようですと落ち着いて過ごせません。
そこでテントの耐水性の目安となるのが対水圧です。耐水圧が1500mmあれば強い雨が長い間続かない限りは大丈夫です。
また耐水性が高ければ高いほど良いというわけでもなく、耐水性が高いというのは通気性の悪さにもつながります
テントのデザイン
もちろんデザインもテント選びの大きな要素の一つです。
テントには様々なタイプやデザインがあります。ベーシックなドーム型やツールームテント、ワンポールのティピー型、ロッジ型など、タイプによってそれぞれ特徴がありますので、使いたい用途に合うタイプで自分の気に入るデザインのものを選びましょう。
各タイプのテント関連記事
下記の記事でソロキャンプ用テント、高級テントに関する話題をまとめていますので、よろしければこちらもご参考ください。


テントブランドの特徴
様々なブランドからテントが販売されており、選び切れないほどの種類があります。
ブランドにはそれぞれ特徴がありますので、テント選びの参考にいくつか人気ブランドとその特徴を紹介します。
コールマン
コールマンはアメリカの最大手ブランドですが、安定した品質と手ごろな価格帯でホームセンターでも販売されているので日本でも最も知られているアウトドアブランドと言えます。
コストパフォーマンスの高い製品はビギナーから上級者まで多くのキャンパーから愛用されています。
スノーピーク
新潟発祥のアウトドアブランドです。価格帯は高めですが高品質で耐久性が高いため、コストパフォーマンスに優れています。
しかもシンプルでお洒落なデザインなので国内のみならず海外でも人気のブランドです。
ノルディスク
デンマーク発のブランドです。北欧の過酷な環境にも耐えうる頑丈な設計となっています。
ワンポール(ティピー)型のテントを中心にシンプルでお洒落なデザインが人気です。
ロゴス
大阪発祥のメーカーです。低価格〜中価格帯のファミリーキャンプ向けアイテムを中心に商品展開しているブランドです。
リーズナブルな価格帯でデザイン性の高いアイテムをラインナップしていますので、キャンプ初心者にも人気のブランドです。ティピー型のテントが人気です。
モンベル
日本を代表するアウトドアブランド。日本の湿潤な気候にあったアウトドアアイテムを多く生み出しています。
山岳用のテント、ソロキャンプ用のテントが人気です。
オガワキャンパル
100年以上の歴史を持つ日本のテントメーカーです。価格は安くはありませんが高品質で長期間愛用できます。
テント専門メーカーということもあり耐水性や防水性に優れたテントは多くのキャンプ場でも採用されています。
DOD ドッペルギャンガー
リーズナブルでポップで親しみやすいデザイン、しかも設営が簡単なので幅広いユーザーから指示されています。
カマボコテントやタケノコテントといったユニークで機能性が高いテントが人気です。
ZANE ARTS(ゼインアーツ)
ZANE ARTSは長野県松本市で生まれたブランドです。渋い色合いでお洒落なデザインのテントはキャンプ場で間違いなく注目を集めるでしょう。
North Face
ノースフェイスはウェア、アウトドア製品全般を扱うアメリカのブランドですが、テントも作っています。
ドーム型のテントは耐久性の高さで定評があります。
マウンテンハードウェア
登山用のウェアやギアを扱っているアメリカのブランドです。
厳しいアメリカの登山環境に対応したテントを扱っており、機能性が高く軽い事が特徴で登山家に人気です。
MSR
MSRはアメリカのブランドです。山岳用やツーリングでの使用をベースに設計されているため、軽量でコンパクトなテントが特徴です。
ソロキャンプ用のテントも多数取り揃えてます。
キャンプ道具はレンタルと購入どちらがお得なのか?
購入かレンタルかの考え方
結論から言うと、購入すべきかレンタルすべきかはキャンプする頻度によります。
実際のところキャンプ道具を揃えるとなると結構な金額がかかります。ファミリー用の大型テントを購入するとテントだけでも2〜3万はかかります。
そしてキャンプはテントだけでは出来ません。タープや寝袋、テーブル、イス、BBQコンロ、焚き火台、など、キャンプを楽しむには多くのアイテムを揃えなければなりません。
これからたくさんキャンプに行こうという方であればまだしも、年に1〜2回程度の使用頻度であれば、キャンプアイテムを揃えるのは高く感じてしまうかもしれませんので、その都度良いキャンプ道具をレンタルした方がお得と言えるかもしれません。
レンタルであれば毎回違うキャンプ道具を使える楽しみもありますし、比較的安い道具は揃えて、費用の掛かるテントだけをレンタルするなど状況に応じて選ぶことも可能です。
キャンプ道具の保管スペース問題
さらにキャンプ道具で地味に困るのが保管スペースです。
テントもタープもたたむとコンパクトになると言ってもやはり、かなりのスペースを取ります。
さらにテーブル、イス数脚、BBQコンロ、焚き火台、クーラーボックス、など全てを保管するとなると限られた自宅スペースのかなりの部分を占有してしまうのではないでしょうか。
キャンプ道具は自宅で過ごしている間は活用されないアイテム達ですので、使用頻度がそれほど高くないのであればレンタルでの使用がおすすめと言えます。
キャンプに行く頻度が高い方でも、保管スペースの問題で優先度が低いアイテムについては購入せずに毎回レンタルするというのもおすすめです。
忘れてませんか?メンテナンスも必要です。
キャンプ用品を所有する場合、保管するだけではなく実はメンテナンスも必要です。
テントやタープは雨に降られた場合はカビが生えないように帰宅後に乾燥させる必要があります。BBQグリルや焚き火台も洗う必要があります。
キャンプから帰宅して翌日がお休みの日であれば問題なくメンテナンスができるかもしれませんが、帰宅翌日が仕事であればもうメンテナンスする気力は残っていないと言う方が多いのではないでしょうか。
実は慣れてコツさえ掴めばメンテナンスもたいして時間がかからないのですが、日々忙しい中でキャンプ道具のメンテナンスをするのはなかなか大変です。
レンタルの隠れたメリットがアイテムのメンテナンスが不要と言うことなのです。レンタル品のメンテナンスはレンタル業者がきっちりやってくれていますので、安心してアイテムを使用する事ができます。
キャンプ場でのレンタルとオンラインでのレンタルの違い
キャンプ場レンタルのポイント
・移動の荷物が少なくてすむ
・比較的安価
・設営に困る場合でもキャンプ場スタッフに直接使い方を聞ける。
・当日の貸し出し状況によってはレンタルできない可能性がある(事前貸し出しに対応していないキャンプ場もあります)
インターネットでのレンタルのポイント
・好みの商品をレンタルできる
・事前にレンタル品を確保する事ができる
・キャンプ場に配送にすればとても楽。
・送料がかかるためキャンプ場レンタルよりは割高
キャンプ用品レンタルのデメリット
さて、キャンプの頻度がそれほど高くないのであれば断然レンタルがオススメであると言う事をここまでの記事で書いてきました。
レンタルがお得であると言うのは間違い無いと信じているのですが、それでもレンタルならではのデメリットもあります。
レンタルできない場合もある
行きたいキャンプ場を見つけて予約しようとした場合でもレンタルサービスのないキャンプ場もありますし、必要なアイテムをレンタルしていない場合があります。
また、レンタルしたいアイテムが予約済みの可能性もあります。インターネットでレンタルする場合だと割高になるという可能性もあります。
アイテムへの愛着
使用頻度を考えるとレンタルの方がコスパが良いというのはわかっていても、お気に入りのアイテムを所有したいという人間的欲求も無視はできません。
たとえ年に数回でも自分で選んだアイテムを使うというのはレンタル品では味わえない購入品ならではの楽しみ方です。
キャンパーの方々は自分のお気に入りのキャンプギアを揃えて所有するだけでも楽しいと感じている人も多いです。
インターネットで予約できるテントレンタルサービス一覧
やまどうぐレンタル屋
やまどうぐレンタル屋はもともと日本で初めて登山道具宅配レンタルサービスを始めており10年以上の歴史があります。
累計での利用者数は15万人を超えており、旅行会社との提携も増えております。サービスの品質が高く評価されているので安心してレンタルサービスを利用できます。
テントは山岳用からファミリーキャンプ用まで多くの種類を扱っています。
スノーピーク、コールマン、ロゴス、DODの他に、ノースフェイスやZANE ARTS、マウンテンハードウェアなど通常レンタルではあまり扱っていないような珍しいお洒落なテントもレンタルで扱っているのがポイントです。ソロキャンプ用のテントも数多く扱っています。
新宿と河口湖に店舗があり利用1週間前からの持ち帰り、店舗への返却が可能です。
レンタルの利用開始日の3日前までにレンタル品が届きます。レンタル品を利用してその翌日にクロネコヤマトで着払いで発送すれば返送料もかかりません。着払い伝票はレンタル品に同梱されています。
TOYBOX
TOYBOXはアウトドア用品のレンタル専門店で主にキャンプ用品をメインに扱っています。スノーピーク、コールマン、DODのテントがレンタル可能です。
セットでのレンタルサービスも充実していて、ベーシックキャンプセット、キャンプセットにクーラーボックスやクッカーがセットになったベーシック+クッキングセット、そしてさらにコットと寝袋もセットになったエントリーフルセットというサービスがあります。
また、このサイトではソロキャンプに対応したサービスも充実しています。
レンタル品利用開始日の前日に商品受け取りができます。返却は利用最終日の翌日18時までの発送でOK。
例えば土日1泊2日のキャンプの場合、利用日数1泊2日プランになりますが、レンタル品は利用開始前日の金曜に到着します。
土日にキャンプを楽しんで、月曜の18時までにクロネコヤマト着払い伝票で発送すればOKです。
3,980円以上のレンタルは往復の送料が無料です。使用後の商品のクリーニングは一切不要です。
COTO COTO(コットコット)
COTO COTO(コットコット)はアウトドア商品のレンタル販売専門店です。スノーピーク、コールマン、小川キャンパル、DODの様々なテントがレンタルできます。
テント単体でのレンタルはもちろんですが、テント、テーブル、チェア、シュラフを含むセットプランのサービスもいくつか用意されています。
レンタルは基本2泊3日です。利用日の2日前に商品が到着し、1日予備日、1泊キャンプで利用してその翌日にクロネコヤマトで着払い伝票で返却するというスケジュールです。(予備日を設けず2泊キャンプで使用する事も可能です)
3,980円以上の予約で往復送料が無料です。商品使用後のクリーニングは一切不要です。
アウトドアギアレンタルそらのした
アウトドアギアレンタルそらのしたは富士山登山やその他の山岳登山、キャンプ用品やフェス用品の総合レンタルショップです。
レンタル出来るテントの種類がかなり豊富です。スノーピークやコールマン、DODといったファミリーキャンプ用のテントはもちろん、モンベル、MSR、ファイントラック、アライテントといった軽量な山岳用テントもかなり豊富に取り扱っているのが特徴です。
山梨県富士吉田市や都留市などに実店舗がありますが、店舗によっては登山用品の返却のみ可など、店舗ごとで受取・返却の対応可否が異なります。全ての商品の受取・返却ができるのは河口湖駅前の店舗のみです。
事前にキャンプ場に承諾が取れている場合はキャンプ場にレンタル品を直接送ってもらうことも可能です。
利用開始の前日にレンタル品が到着し、キャンプを楽しみ、その翌日にクロネコヤマトで着払いで発送すればOKです。返送用の着払い伝票が同封されてきます。
キュリアストレーディング
キュリアストレーディングはハンモックやハンモックチェアーなど遊び心のあるアウトドアグッズの販売やレンタルを行っているサイトです。ノルディスク、ヒルバーグ、ロゴスのテントを数多く取り揃えています。
テント単体のレンタルはもちろん、「テント+タープのみ」のセットやテント泊に最低限必要な「テント、タープ、テーブル、ランタン、チェア」のテントセット、そして調理もしたい方にオススメの「テント、タープ、テーブル、ランタン、ツーバーナー、チェア」のテント&キッチンセットなど様々なサービスが揃えられております。しかも各種サービスは2名から最大10名と人数に合わせて細かくプランが設定されています。
利用前日に商品を受け取り、1泊キャンプで使用して、キャンプの帰りに返送するというスケジュールです。3,980円以上のレンタルについては往復送料が無料です。